2025年、宜野湾市に移転した琉球大学病院を中核とする「沖縄健康医療拠点」の開設を祝う記念式典が16日開かれました。
「沖縄健康医療拠点」は、2015年に返還された宜野湾市のキャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区跡地のおよそ15.5ヘクタールの敷地に整備され、琉球大学病院と医学部を核に高度医療や研究機能の拡充などを目指します。
琉球大学西田睦学長:(拠点開設は)琉球大学医学部および琉球大学の新たな時代の幕開けであり、沖縄県の医療と健康科学の発展における大きな一歩となります。
林官房長官:
国内最先端の医療拠点の整備プロジェクトは、駐留軍用地の跡地利用のモデルケースとして期待され、沖縄の基地負担軽減の目に見える成果の1つになる
医療拠点では沖縄県内初となる高度救命救急センターや、基幹災害拠点病院への指定を目指していて、地域医療水準の向上も期待されています。